2.リールに巻きつける
※ココからは暗闇で作業
リールに玉が2つあり、
玉が向こう側になるように持ち、とがっている出っ張った部分を親指でおさえる。
玉にフィルムのパーフォレーション(フィルムの脇の穴)を引っかけて、左側のリールを動かして巻く(図3)
巻き終えたら、パトローネから切り離し、タンクに入れ、中蓋
(図4)を閉めたら明室での作業。
3.液の準備
〇現像液(個人のものを使用)
水:現像液=1:1で割る。フィルム1本あたり、300ml用意。
使用後は、廃液タンクへ。
〇停止液
水にキャップ1杯の酢酸を入れる。
使用後は、廃液タンクへ。
〇定着液(個人のものを使用)
使ったら捨てずに、元のタンクへ戻す。
※現像液、定着液の消費期限は半年。古くなったら、新しいものを作ってください。
4.現像開始
※現像全体の時間はフィルムの箱に記載されています。温度、種類によって変わるので注意。
▽現像液を入れる
@1分間の撹拌。(現像タンクを上下に返しながら振る)
↓
A45秒間タンクの側面を押したりし、上蓋から空気を抜く。
↓
B15秒間撹拌。
↓
C AとBを繰り返し行い、指定された時間行う。
▽停止液を入れる
30秒間撹拌して、液を捨てる。
▽定着液を入れる
@1分間撹拌。
↓
A5〜10分程度放置。
↓
B液を自分のタンクへ戻す。
▽クイックウォッシュ(ペットボトルに入った水色の液体)
蓋を開けて、クイックウォッシュを入れ、リールを上下に動かす。
使い終わったら、元のペットボトルに戻す。
▽水洗
タンクからリールを取り出して、リールごとバットで流水で30分以上水洗する。
時々、動かすとよい。
▽ドライウェル(図5)
水を止め、ドライウェルをキャップ1杯をバットに入れ30秒程つける。
この場合、スポンジで拭かなくて構わない。
▽乾燥
フィルムの両端にクリップ(図6)を付けて、約1日乾燥させる。
▽仕上げ
翌日、指紋が付かないように注意しながら、6コマずつ程に切ってネガファイルにしまう。
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図2
現像タンクとリール
図5
図6
図1
図3
図4